国産メーカー8社から、歴代車種のなかで国内向け販売台数が一番多いモデルをチェック。歴代で一番売れたクルマはどれ??(本稿は「ベストカー」2013年1月10日号に掲載した記事の再録版となります)
TEXT/編集部
※各社の統計法に準じた数字で紹介。商用車は除く
史上最大ヒットは約161万台!!! カローラ、マーチ、フィット、ファミリア…… 各メーカー史上最大のヒット車はどれだー!?
■史上最大のヒット車はトヨタ カローラ(3代目)!!! 約161万台ってマジか……
全メーカーでの販売台数はトヨタ 3代目カローラ。販売台数は約161万台……。走行性能だけでなく安全対策をいち早く充実させるなど、高度成長期のなかでみんなが欲しいモデルだった。
それが下記の8台。どうです、このそうそうたる顔ぶれ(みなさんの予測は当たってますか?)。
最近のクルマ販売の低調もあり、21世紀に入ってからのモデルは少ないと思ったが、半分の4車種が21世紀も売っていたモデルというのは意外。残念ながら現行車は一台も入っていない結果となった……。
そして、これら8車種のなかで一番は「トヨタカローラの3代目」の約161万台。史上最大のヒット車の称号を授与したいと思う。
4ドア&3ドアセダンなどカローラシリーズの合計ということはあるが、販売台数は他を大きく引き離し、堂々のトップ。“日本の国民車”が売れに売れたことがよくわかる。
2位がダイハツミラの約130万台、3位がスズキワゴンRの約109万台と軽が上位を占める結果に。
しかし、ここでは紹介できなかったが、実はカローラの6代目(1987~1991年)が約138万5000台で2位のミラを上回っていたりする。
その他の代もカローラも絶好調。現行カローラも奮起してほしい。
■トヨタ……3代目カローラ
トヨタ カローラ(3代目)
カローラ(3代目)。1974年4月~1979年3月の間に約161万3000台。1.2Lもあった。前期型は「サンマル」と呼ばれた。
■日産……2代目マーチ
日産 マーチ(2代目)
マーチ(2代目)。1992年1月~2002年3月の間に105万7544台を販売。初代から一転丸みを帯びたデザインが新鮮。
■ホンダ……初代フィット
ホンダ フィット(初代)
フィット(初代)。2001年6月~2007年10月の期間に約104万台を販売。コンパクトでも広く低燃費。たちまちヒット。
■三菱……2代目ミニカ
三菱 ミニカ(2代目)
ミニカ(2代目)。1969年7月~1972年10月の間に約28万台を販売。若者を意識したデザイン。エンジンは2機種。
■マツダ……5代目ファミリア
マツダ ファミリア(5代目)
ファミリア(5代目)。1980年6月~1985年1月の期間に78万2099台を販売。「赤いファミリア」ブームに。第1回 COTYを受賞。
■スバル……2代目レガシィ
スバル レガシィ(2代目)
レガシィ(2代目)。1993年10月~1998年6月の間に約40万台を販売。5ナンバーでも上級クラスに負けない空間と走り。
■スズキ……3代目ワゴンR
スズキ ワゴンR(3代目)
ワゴンR(3代目)。2003年9月~2008年9月の間に約109万台を販売。歴代モデルで唯一全グレードにタコメーター。
■ダイハツ…… 2代目ミラ
ダイハツ ミラ(2代目)
ミラ(2代目)。1985年8月~1990年3月の期間に約130万台を販売。コラムシフト採用が新鮮。ターボは52psを発生。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
お金持ちがこぞって買うのも納得! 新型レクサスLMに乗ったらライバルなんて存在しないことがわかった
4年で108人死亡 岡山県「人食い用水路」はなぜ誕生したのか? 危険性は近年緩和も、そもそも存在するワケとは
ホンダ新型「シティ」発表! スポーティな「RS」もある「コンパクト5ドアハッチバック」! 精悍顔な“新モデル”に熱望の声! 馬で予約受付開始
ヘッドライトの検査が「ロービームのみ」への変更で「落検車」続出の可能性! 旧車乗りに突きつけられる厳しい現実
ダンプカーの車体にある「謎の文字と番号」の正体は? 「足立 営 12345」は何を意味しているのか 実は「経済成長」と深い歴史があった!?
みんなのコメント
だけどそんな大ヒット車も20年も経てば殆どが解体。残念だよなぁ